親子三代富士登山・③ ~登頂~
さて。
出発時刻午前2時。
眠い目をこすりながら・・・
となるかと思いきや、
思いのほかすんなり起きられる。
というよりやっぱり「リラックスして熟睡」はムリ。
まどろむ程度でした。
出発時はヘッドライトの装着率100%でした。
「ヘッドライトぉ? いらなくない? 」
と思っていたのは私。
母が
「ひとまず用意だけしようよ」
と言うので渋々ネットで購入したのですが、
これも大正解。
本気で真っ暗!
そして装着していない人皆無!
だったら「絶対必須! 」位書いといてくれた方が良かった・笑。
用意しといてヨカッタ。
一歩間違えばえらいことでした><
そんなわけでまだまだ星空が広がる中をテクテク歩きます。
この辺は全然ヨユー。
仲良く談笑したり、
休憩で見上げる星空が凄くキレーで癒されました。
昨夜の星空観察は曇ってしまっていましたが、
この頃には雲はなくなっていてよく見えました。
満天の星空に天の川!
そしてこれでもか!!!
って位に流れる流れ星。
本当にキレーです。
私、流れ星を見たのはきっと生まれて初めてだと思います。
感動でした。
気温も風が冷たくて気持ちよい程度。
クーラーで言うと24度設定位ですかね・笑。
暑がりな私は半そででも余裕でしたが、
パーカー一枚羽織ると丁度良い程度でした。
テクテク登ります。
ひたすらテクテク。
この辺は多少坂がきつくなってくる場面もありましたが、
それでもまだ元気があります。
「早く休憩にならないかな」
とは頻繁に思うようにはなりましたが・苦笑。
そんな中でしたが、
うっすらと明るくなってくる日の出の様子もとてもキレーでした。
七合目の途中です。
私は雲海が見事に広がっているのがとても感動で、
なんだか飛び込みたくなってしまうほどに優しい感じでした。
まぁ、本当に飛び込んだらエライことになってしまいますが・笑。
とにもかくにも夜から夜明けまでのこの時間帯が一番楽しく、素敵な時間でした。
景色も素晴らしかった!
そして。
本当にしんどい思いをするのはココカラです。
「大体8時間位かけて登頂を目指します」
と出発の時点で言われていましたが、
一体誰が信じると思いますか?!
本気で8時間登り坂を登り続けるの?!
にわかに信じがたい><
でもそれが現実です。
というより「富士山」の厳しさはそれ位凄いんだって事を痛感します。
坂が段々厳しくなり、道じゃなくて「壁」になっていきます。
歩きにくく、段差が多く、
かと思いきや、
歩いても歩いても七合目から抜けられない。
七合目八合目は山小屋が沢山あるのですが、
山小屋に辿り着く度に
「八合目になったかな?! 」
と看板を探しては絶望的な気分になりました・苦笑。
そして私の疲労度に比例して、
娘のしんどさが増してくる。
いくら頑張っても七合目から抜けられない。
しかも
「頑張れ! 後4時間位登り続ければつくから」
的な発言。
ただでさえ苦しいのに、これを後4時間も続けるの?!
何より心が挫けるのはこういう時です。
娘も最初は必死な顔で頑張っていましたが、
段々その途方もなさに絶望でいっぱいになってくる。
必死に必死に登ってもまだまだ先は見えない。
遥か上方に見える頂上っぽい所が何合目か聞くと、
「あそこで八合目かな」
なんて答えが帰ってくる。
あとどれ位で着くかと問えば、
数分でも数十分でもない、数時間!
無理!!!
娘はメソメソ泣き出しました。
「もう無理>< 」
「じゃぁリタイヤする? 」
「・・・それもイヤ」
ヲイ!
このやり取り、何十回と繰り返しました・苦笑。
幸い、母も私も娘も高山病の症状は現れませんでしたので、
気持ちが追いついていれば登ることが出来ます。
その為に六合目の山小屋から必死に深呼吸するように気をつけていましたし、
気持ち悪かったり頭痛い状態で過酷な登り坂を絶対に登りたくなかったので細心の注意を払っていました。
特に私は偏頭痛持ちで、低気圧などになると頭痛が酷くなるタイプなので殊更注意をしておりました。
それでもエンドレスな登り坂に、
ますます心折れる娘。
昨夜お友達になった女の子に
「頑張ろう、あとちょっとだよ」
なんて声をかけて貰いながら、
メソメソ泣きながら登り続けます・苦笑。
けれど八合目も中腹になってくると、
本当にもう限界値を超えているのが目に見える娘。
「もうやだ・・・」
とメソメソ。
さすがに
「リタイヤする? 」
と聞くと半ば頷きかけます。
「せめて九合目までは頑張ろうよ」
みたいな話をしても、
「そこまで行くのに何時間もかかるじゃん! 」
とメソメソ。
こりゃだめかなぁ。。。
と思い始めていた私。
が、娘もやはりここまで登ったプライドがあるのか、
「降りたい」
とだけははっきり明言しない。
「どうするの? 」
と聞いても、
「うーん・・・」
そんなやり取りをいくらかした後、
山岳ガイドさんが見兼ねて、
「頭痛くない? 気持ちも悪くない? 」
と確認の後、
「じゃぁ、登ろう! 」
と励ましてくれました。
娘は物凄く嫌そうでしたが・笑。
それでも周囲が頑張れムードになっていくのを、
「絶ッ対イヤ! 」
と強く拒否することも出来ず、
しぶしぶ登り始める。
が、やはり足が痛い。
リュックが重い。
引きずるようにして登りながら、
これまたメソメソ。
休憩が終わる度に一番遅い娘を先頭に隊列を組んでくれるのですが、
どうしても周囲のペースに合わせられずに最後尾へ・・・。
それでも大分遅れていきます。
一番最後尾の添乗員さんに、
「泣きながら必死に登っています」
なんて先頭の山岳ガイドさんと連絡を取られていました・苦笑。
そんなこんなで最後はタイムリミットとの勝負になってしまいました><
指定の時刻までに登れなければ、
下山が間に合わないので登頂を諦めるしかないと言われている時刻。
最悪母だけでも登頂して貰おうと、
「先に行ってて」
と言ったのですが、
やはりどうにも心残りのようで・・・。
引きずるようにして歩く娘を見ながら、
「じゃぁせめて荷物を持っていくよ」
と言い出しました・・・・。
えぇ?!
なんと!
娘の背負っているリュックを母が背負っていくと言うのです。
単純計算で九合目から2倍の荷物を持つと言っているのですよ、
62歳が!!!
母が途中で倒れてしまったらどうしよう、
とチラッと思ったのですが、
それでもこの荷物を娘が持って時間内に登頂するのは不可能に近い。
かと言って、私自身も割りと限界ぎりぎり。
そんな中、
娘を叱咤激励しながら登り続けながら荷物を持ってやることは無理><
結局、母に託すことにしました。
そこでハタと気付いたのですが、
どの子も子供の分の荷物をパパが荷物を持ってあげていて、
(子供はナップザック程度の軽いものか手ぶらでした)
フル装備を自分で背負っているのは娘だけだったんですよね。
お弁当やお水など多少は私が持ってあげていましたが、
それにしても九合目までほぼ大人と変わらないリュックを背負ってよく頑張って登ってくれたと思います。
気付けば小さい子も、中学生位の男の子達も居なくなっており、
(体力の限界や具合が悪くなり、八合目付近で下山していました)
子供は娘と昨夜お友達になった1つ年下の女の子だけになっていました。
心挫けてメソメソの娘を引っ張って九合目、十合目を登り続けます。
「ここからが一歩、出づらくなりますから頑張りましょうね」
と言われた九合目、十合目。
本当に一歩が出ない・苦笑。
坂が急すぎます。
いや、むしろ坂じゃなくて崖?
メソメソしてる娘より、
この崖をリュック二つ背負って登ってる母が心配になりました><
が!
ふと顔を上げると、頂上から母が手を振っていました・笑。
富士山とは不思議なもので、
八合目まで登らないと頂上は全然見えないのですが、
八合目から見える頂上は目視するとすぐ近くなのに、
そこまで行き着くのに平気で1時間も2時間もかかります。
遠いんですよ。。。。
なので見上げれば頂上はすぐそば。
それなのに行き着かない><
そんな頂上で母が手を振っていました。
いや、ホント凄かったわ。
62歳ってあんなに元気なもんかね? 笑。
そんなこんなでどうにかこうにかタイムリミット15分前に娘も登頂!
頂上に居られた時間はごく僅かですが、
凄く凄く頑張りました!!
登ったという事は大きな意味を持つと思います^^
よく頑張ったね☆
頂上で水とスプライトのペットボトル購入。
水は重いので最小限にしていたので頂上で空っぽになりました。
最初から下山の際の水は購入する予定でした。
「高いけど、登りきれないよりは登頂して高い水買った方がいいよね」
と母と言っていました・笑。
娘は水がいいといい、
私は調子に乗ってスプライトにしましたが、
弱冠後悔しました。
素直に水を飲むべきです。
あぁいう時は・・・orz
しかしびっくりしませんか?
実は頂上には売店があるのです・笑。
気のいいお兄ちゃんが売っていました。
思わず、
「毎日登ってきてるんですか? 」
と売店の人に聞いてしまいました・笑。
「いえ、泊り込みです・笑」
とのこと。
デスヨネ。
ってか、頂上に泊り込みでアルバイトってのもまた凄いな・笑。
世の中には色んな職業がありますね。
しかも頂上まではキャタピラ車で来るんだとか。
まったく登ってない!!! 笑。
あ、そうそう。
七合目、八合目では山小屋をいくつも通過しましたが、
あの異様な空気は忘れられません。
うまく説明出来ませんが、
いくら高山病にならなかったとは言え、
耳はキーンとしてましたし、
頭もうっすら痛くなることしばしば。
青白い顔の子供達が沢山いました。
そういうのを考えながら一晩過ごすよりは、
やはり六合目で楽しくバーベキューとか星空観察をする思い出が作れて良かったような気がします^^
お鉢めぐりは疲れ果てて母だけ見学に行きました。
娘が即答で
「無理! 」
と言ったので、傍についててやりました。
そうよね。
皆は頂上に着いてから30分位休憩してたけど、
娘は登頂した直後だったものね。
(私もだけど・・・)
↑お鉢めぐりらしき場所・笑。
その後、
ツアーの方みんなで登頂の集合写真を撮り、
さぁ、
こっからが下山です!
ここからも一仕事なんですけどね><
親子三代富士登山・② ~出発~
さぁ。
富士登山に向けて出発!
都心からバスで富士山まで連れて行ってくれるこのツアー。
帰りはご親切に温泉付き。
(なのでお風呂セット及び着替えも持ち物に追加)
至れりつくせりってのはこのことか。
朝が早かったので眠かったけれど、
バスは大きくて割と快適で到着までぐっすり眠ることが出来ました・笑。
はい、ここからはちょっとクレーム。
バスの中で参加者が質問をして判明したのですが、
富士登山の際、
お風呂セットはバスの中に置いていっていいとのことでした。
え、そうなの?!
荷物はなるべく最小限!
と思ってシャンプーなんかも母と分け合って持っていたり色々切り詰めたけど、
バスに置いていっていいならもっと持ってきたのに><
事前に教えて欲しかったです・苦笑。
そして初心者にとってみたら「富士登山」って結構心のハードルが高い!
故に単独で登らず、ツアーを申し込んだんです。
でも持ち物なんかも事前に特別な案内はなく、
出発当日まで郵送書類はおろかメールでも案内もリストも何も送られて来ませんでした。
各自好きなように用意するって感じでした。
うちは慎重になって色々調べて用意をしたので良かったけど、
軽く「富士山登ってみない? 」って軽いノリで軽装で来られたら随分大変じゃないかと思います。
タイムスケジュールも、HPで見れるツアーガイド以外には皆無。
割とドライです・笑。
(クレームはここまで)
この日は富士山五合目からバスを降り、
六合目まで登山。
と言っても六合目までは1時間もあれば到着してしまうし、
登り坂はほとんどなかった為、
ハイキング感覚であっけなく終了!
あ、この登山中、
母子で参戦していた5歳の男の子と仲良くなりました^^
六合目、到着の証。
雲が多かったですが気持ちの良い空でした。
宿泊は星観荘。
(画像、公式HPよりお借りしました)
ロッジ風の本当に素敵な施設でした☆
各ロフトの名前が星座になっています。
ロフトの上段と下段という造りで、
ひたすらに人が押し込められます。
が、まだ六合目なので人も少なく、
寝転がっても寝返りを打つ余裕アリ。
八合目に行くと仰向けに寝てるだけで肩が隣の方と触れ合うらしいし、
山岳ガイドさん曰く「最高にキレーな山小屋」と言うだけあり、
気持ち良く過ごすことが出来ました。
割り当てられたロフトが「射手座」と言う事で、
いて座の娘は大興奮でした・笑。
「射手座」のロフトは5人だと言われたので、
私達3人とさっき仲良くなった親子で使わせて貰う事にしました。
夜はバーベキュー!
山小屋の人が全部焼いてくれるので、食べるのみ!
非常に美味しかったです♪
夜は天体観測でしたが、生憎の曇り空・涙。
見える「ハズ」の天体の説明や、機材の説明をしてくれました・笑。
私にはサッパリ・・・な内容でしたが、
娘は非常に興味深く聞いていました★
ここで家族4人で来ていた女の子が星座早見表を持っていた事がきっかけで娘と意気投合。
学年1つ下の4年生の女の子とすっかり仲良しに^^
最後の最後まで二人で早見表を片手にあーでもないこーでもないと会話しておりました。
ツアーって、こういう繋がり、親近感があるのがいいですね♪
この日は早めの就寝。
20時頃でしょうか。
起床予定時刻は1時半になります。
山岳ガイドさんからのアドバイス。
「山小屋では寝ようと思わないで下さい。身体を休めるだけでいいですからね。こんなに早くに熟睡出来る人はまずいませんから」
と・笑。
少し心が軽くなりました。
ちなみに富士山のトイレは「有料」って知っていましたか?
1回200円~300円の使用料を払います。
星観荘の宿泊者は初回のみ200円を払い、
その後は自由に無料で使って良いと言って下さいました。
歯磨きもしてOK。
高山はお水は貴重ですからね。
すっかり諦めて歯ブラシ持参してなかったのですが、
母が
「そうだと思った」
と3本用意してくれていました・笑。
さすがだわ!
そんなわけで次の日につづきます♪
親子三代富士登山・① ~準備編~
2016年8月11日。
日本で初めて「山の日」が施行された日ですね。
母・62歳
私・33歳
娘・10歳
なんと親子三代で富士登山に行って参りました!!!
登山前のサービスエリアにて。
まだ浮かれポンチな娘・笑。
「行きたい! 」
と言い出したのは母。
母もそろそろ年だし、
もしこのタイミングで行けなかったらきっと一生行けないまま終わるのかな。
そう思うとなんとなく彼女の夢を叶えてあげたいなって気にさせられた。
だって多分、
還暦を過ぎた友人同士で行くような山じゃないだろうし、
私達と行く以外に行く機会はないだろうと思うもの。
ちょっとした親孝行のつもりで
「じゃぁ行ってみちゃう? 」
なんて請合ったまではいい。
が、
日程が近づく度に段々不安になってくる・苦笑。
本当に大丈夫なんだろうか・・・。
そもそも私も母も登山に関してはド素人。
つくば山や高尾山には何度か遊びに行ったことはあるけれど、
そんなのは所詮「遊び」だ。
その時はスニーカーだったし、荷物も軽かったし・・・
ってか、
富士山って、
ひとまず何を準備したらいいの?
そんな所から入った・笑。
今回利用したツアーは四季の旅さんより、
富士山六合目BBQ&登山ツアー。
http://www.shikiclub.co.jp/fuji/6go2.html
初心者・家族向けのツアーで、
六合目にて一泊し、高所に慣れさせてから登るツアー。
六合目でバーベキューを楽しみ、星空観察なんかも楽しんじゃうよ!
(でもその代わりご来光は山頂では見ず、七合目で見る事になる)
登山初心者3人組だし、
ミッションは「登頂」であって「ご来光」ではない。
そして母に限っては(私も・・・だけど)今年より来年の方が成功率が低くなるだろう。
そう考えると出来る限り簡単で成功率の高いツアーに申し込むのが一番!
そんな思いで予約した。
でも、
「六合目から登る意味がわからん! 六合目から一気に登頂まですんだろ? 通常ツアーの八合目一泊の方が1日の負担が少ないじゃん」
と唯一富士登山経験者の兄に指摘される><
ガーンッ!
そうなのか!!!!
「しかもお母さんが登るの? なんかあったらどうするの?? 」
なんて不安を煽るようなことばかり言う兄。
「くれぐれもママをよろしくな」
なんていう父。
やーめーてーよー><涙。
益々不安を煽ってくれるおとこたち。
とりあえず四季の旅さんも考えなしにこの六合目宿泊プランを「初心者向け」と銘打ったわけではないだろうし、
身体を慣らさず一気に八合目まで行って横の寝袋と身体密着させながら眠れない一泊をするより、
絶対こっちの方がいいはずだ!!!
と信じる事にした。
私は偏頭痛持ちだし、高山病になりやすいと思うし!!
(根拠のない不安)
そんなわけで、
さぁ、まずは準備だ!
四季の旅さんのHPで、
持ち物リストのQ&A的な所に、
装備には「運動靴でも平気」的なことが書いてあった。
真に受けて、
「別に大丈夫だよね? 」
と言う母。
「いや! そこはだめだと思う!! 」
と制する私。
玄人がどれだけ自分流にアレンジしようがかまわないが、
初心者が適当な心で適当なもので行っていいわけがないんだ。
「富士山なんだよ? 何かあったらどうすんの? 靴だけはちゃんと登山靴を買うべきだと思う!!! 」
結果的にはこの判断はとっても正しい。
HPには「スニーカーでも大丈夫」なんて安易な事が書かれていたが、
山岳ガイドさんが出発前に
「登山靴じゃない方は一度見せに来て下さい」
と言い、見せに来たほとんどの方のスニーカーを、
「それじゃ登りにくいので出来ればレンタルされた方がいいですよ」
とアドバイスしていた。
実際に登ってみて思ったのだけれど、
通常の山と大きく異なり、
よじ登ることも、足で踏ん張って身体を持ち上げることも相当数多くなる。
ハイブランドの高い登山靴である必要はないけれど、
一応「登山靴」となっている靴を履いている方が無難だと私も思う。
初心者なら尚更。。。。
じゃぁ何を買えばいいの?
ハイブランドのアウトドア用品店の靴で揃えられるならもちろんベスト。
が!
私も母も山ガールじゃないし、これからそれになる予定もない。
街中でゴツい靴を履いて出掛ける程におしゃれセンスも高くない。
が、ネットで安く出回っている靴をいくら画像だけ見たって何がどうなのかさっぱりわからない。
ってわけで、
一度とあるアウトドア用品店を訪問。
一通り試着し、選び方のポイントを聞き、
そこに値段を加味して考えることにした。
機能とデザインと値段。
ネットで似たようなものを選ぶと1/3位で買えるものを発見。
が、やはりデザインはお店で売っている方がかっこよかったし、
機能性・・・というよりフィット感も断然良かったような気がする。
それでも結局3倍の値段は払う気にはなれず、
(だってうちは2足買わなきゃならない! )
ネットで注文。
ジュニアサイズの登山靴だと更に1/6の値段で出ているものがあり、
それを私と娘の2足購入。
店舗で実測して貰ったら、
なんと!
娘の足のサイズと私の足のサイズは見事ぴったり同じだった!
23センチとちょっと。
裸足で計るものだったので、私も娘も足のサイズは23.5となる。
登山靴は登山用靴下を履いているから、
少しだけ厚みを加味し、24センチが良いねってことになっていた。
ジュニアで24センチがあったのでそれを2足購入した。
ひとまず登山靴は準備OK。
後は何が必要・・・?
母とあーだこーだ話し合った結果、
必要なものとしてピックアップしたものは、
・速乾性のTシャツ 2枚
・パーカー 1着
・ダウンジャケット 1着
・レインウェア 上下1揃い
・マフラータオル 1~2本
・登山用靴下 1~2足
・長ズボン 2本
・ヘッドライト 1個
・携帯酸素 2本
・行動食 適量
・水 1~2リットル
・トイレ用小銭 100円玉で2000円程用意
Tシャツはビーチボールクラブで使用しているチームTシャツが2種類あったのでそれを利用することにした。
パーカーは手持ちのものでOK。
ダウンジャケットはユニクロのウルトラライトダウンを持っていたのでそれで代用。
娘のはなかったので、私のを娘が、母のを私が、父のを母が利用することにした・笑。
レインウェアは日常的に利用しているものを利用。
ただ親子で上着はあってもズボンがなかったので、
母からズボン部分だけ2着借りることになった。
マフラータオルは家にあり。
(まぁ、なければフツーのタオルで良いのだけど)
登山用靴下は持ってなかったけれど、
スノボ用の靴下を3足持っていたのでそれで代用。
長ズボンだけは親子して持っていなかったので、
(スカートしか履かないし、パンツはあってもクロップド)
ユニクロでスポーツ用のものを各2本購入。
ヘッドライトと携帯酸素はネットで安く購入。
全て本格的な装備とは程遠かったかもしれないけど、
これで何も不便は感じなかったので無理して一式揃えなくても大丈夫のような気はした。
靴だけは専用のもの。
後は代用出来る物は出来るだけ代用。
一度きりの山ガールごっこならそれで十分な気がする。
そんなわけで装備は完了。
後は出発の日を待つのみとなった。
つづく。
現在記事まとめ中です。
お急ぎの方はコチラ。
シルバニア森のキッチン ららぽーとTOKYO-BAY店☆
森のキッチン ららぽーと TOKYO-BAY店|シルバニアファミリー
お誕生日はいつもお友達親子がお祝いしてくれます^^
我が子もそのお友達親子も特別シルバニアファミリーが好きというわけでもないのですが、
毎年子供達のお祝いはなぜかそこでランチをするのが定番となっております・笑。
その日だけ、
「シルバニアを愛する親子」
風を装いカワイイ店内や遊びに来てくれるショコラウサギちゃんにきゃぁきゃぁ言い合います・笑。
店内は本当に可愛く壁紙や天井は勿論、
いたる所にシルバニアグッズが並びます。
小さい子供はそれだけで大喜びするんじゃないかな?
我が子がここに初めて行ったのは幼稚園児の頃。
シルバニア自体をあまり理解していなくても、
その可愛いテイストに目をきらきらさせていました^^
お料理の最中に必ずあるのがショコラウサギちゃん☆
森のキッチンはお父さんがシェフをしている設定で、
着ぐるみのショコラウサギちゃんが遊びに来てくれます。
1テーブル1ショットという制限付きですが、
写真を撮ってくれるサービスもありますよ^^
(持参した携帯やカメラで店員が撮ってくれるもの。無料)
ですが、必ず着ぐるみが苦手な赤ちゃんの泣き声が響きます・笑。
なので、
「うちの子泣いちゃうかもしれないわ。迷惑にならないかしら」
なんて心配をせずチャレンジしても大丈夫です・笑。
我が子達は必ずここで誕生日に1ショット撮るので、
自然とそれが成長の記録的なものになっていきました。
ショコラウサギちゃんも実は変わっていたりするのが写真を並べるとわかります・笑。
色々ネットを検索するとネコちゃんの時もあるみたいですが、
うちは毎回ウサギちゃんだなぁ・・・?
TOKYO-BAYはウサギちゃんなのかもしれませんね。
その辺は詳しくわかりません><
ごめんなさい。。。。
そんなこんなな70分。
1ターンがランチタイムは70分で、
(ディナータイムになると90分です)
ご飯はメイン料理をワンオーダーし、
サラダやオードブル、パン、ピザなどはフリーブッフェスタイル。
間にショコラウサギちゃんのショーと写真撮影を入れるとその時間はあっと言う間です!
プレゼントを渡したり色々語り合ったりする暇がほとんど取れないので、
それらはいつもティータイムに行うことにしています・笑。
さて。
肝心な予約の仕方。
比較的お昼の早い時間だったり平日はそこまで混む事もないですが、
土日祝日のお昼時は絶対に混雑します。
シルバニア森のキッチンはショーなどを含めた時間設定の為、
タイミングよく入れないと待ち時間はとても長い!
なので、もしも「行くぞ」と決まっていれば予約システムを使う事をオススメします。
我が家は必ずEパークで予約してから行きます。↓
【気になるお値段とお料理の質】
以前は完全ブッフェスタイルでしたが、
現在(当ブログは2017年7月に公式HPを確認し、料金を修正しました)はワンオーダー制となっている為、
オーダーのメニューによって料金が分かれます。
大人メニューで一番リーズナブルなのが、1,680円(税抜)。
ドリンクバーは別途、大人198円、子供98円(税抜)かかります。
キッズメニューは980円(税抜)~。
幼児は680円(税抜)~で、ディナータイムはどれも100円程あがります。
なかなかなシビア値段だなぁと個人的には思います><
お料理自体は酷評のクチコミも何件か見たことがありますが、
私としてはとても美味しいと思っています。
ホテルのブッフェみたいにはいきませんが、
安いバイキングのお店なんかよりは断然美味しくヘルシーだと思います☆
このお店でちょっぴり残念なのはスタッフさんによって対応に当たり外れがあることでしょうか。
優しい方はにこやかで親切でほんわかさせて頂けますが、
冷たい方は本ッ当に冷たい!
レジに並んでいる人がいないのに別会計を断られたり、
ららぽーとのキッズクラブ特典を知らん振りされたり、
(キッズクラブ特典は会計から100円引きというものが以前はありましたが、現時点では終了しています)
過去何回かちょっとムッとしながら帰った記憶があります。
小さい子がメインのレストランでショーや写真撮影タイムがあり、
更に待っている人が沢山いるから時間に厳しいのはわかります。
でもやっぱり優しい気持ちで帰りたいなって思うのは贅沢でしょうか。
人によるのでとっても大満足で帰れる時もあるんですけどね^^
最後にちょびっとクレームを書いてしまいましたが、
我が家は何回もリピートをしているので、
そんなこんなで満足はしています♪
シルバニア森のキッチン☆
小さい子にはぴったりのレストランだと思います^^